田臥勇太

「栃木をそしてBリーグを盛り上げていきたい」

栃木ブレックスは今日、田臥勇太と2019-20シーズンの選手契約を結んだことを発表した。

日本人初のNBAプレーヤーとなった田臥は、帰国後の2008-09シーズンに栃木に加入。それからの11シーズン、常にチームを引っ張るリーダーとして、攻守を司る司令塔として活躍してきた。Bリーグ初年度には攻守のレベルの高さ、徹底した遂行力のカギとしてチームを優勝へと導いている。38歳となった今も『Bリーグの顔』としての存在感は変わらない。

もっとも、今シーズンは腰痛が長引いてシーズンの大半を欠場。開幕6試合に出場した後は5カ月の長期戦線離脱となり、レギュラーシーズンのラスト1カ月、チャンピオンシップではプレーしたが本領発揮には至らなかった。

田臥はクラブを通じて「チーム全員、そしてファンの皆さんと共に毎試合熱く戦い、栃木をそしてBリーグを盛り上げていきたい」と抱負をコメントしている。

昨シーズン途中に正式にチームに加わった比江島慎も含め、栃木はロスターにほとんど変更を加えることなく新シーズンを迎えることになる。どのチームにも負けないバスケットスタイルの徹底ぶりは、さらに強化されることになりそうだ。