大庭圭太郎

滋賀の眞庭GM「経験を積むことが何よりも重要」

サンロッカーズ渋谷は11月5日、大庭圭太郎滋賀レイクスから期限付き移籍で獲得したことを発表した。移籍期間は2025-26シーズン終了までとなっており、大庭はメディカルチェックを経て11月8日のアルバルク東京戦からエントリーされる予定。

福岡県出身、現在22歳の大庭は173cm75kgのポイントガード。2023-24シーズンに茨城ロボッツに特別指定選手として加入し、翌シーズンから滋賀でプレーしていた。昨シーズンは43試合に出場していたが、今シーズンは12試合を消化して1試合の出場にとどまっていた。

滋賀の眞庭城聖ゼネラルマネージャーは「彼はまだ若い選手であり、これからの成長を考えると試合に出場し、経験を積むことが何よりも重要」と公式サイトでコメント。SR渋谷からのオファーを受けて送り出すことを決断した。SR渋谷の松岡亮太ゼネラルマネージャーは「長いシーズンを戦う中で、スピード、エナジー、そしてディフェンスに強みを持つ大庭選手の加入でバックコート陣に厚みが増すだけでなく、巻き返しを図るチームに新しい風を入れてくれることを期待しています」と語っている。

大庭は滋賀を取り巻くすべての人々に感謝を伝え、SR渋谷のファンに向けては「ガードとして前からプレッシャーをかけるディフェンス、スピードを活かしたオフェンス。そして太ももの太さに注目してください! チームの一員として、エナジー全開に、少しでも勝利に貢献できるように全力で頑張ります! 」と力強い意気込みを語った。