秋田のB1昇格に貢献したコンボガード
琉球ゴールデンキングスは今日、秋田ノーザンハピネッツの小野寺祥太を獲得したことを発表した。
小野寺はポイントガードとシューティングガードの両ポジションをこなし、ディフェンスにも定評がある。高校卒業後、岩手ビックブルズの練習生としてキャリアをスタートさせ、2017-18シーズンに加入した秋田ではB1昇格に貢献した。
今シーズンはケガがあって終盤戦を欠場したものの、出場47試合のうち37試合でスターティングメンバーを務め、自身初となるB1の舞台を戦い抜いた。
小野寺はクラブを通して次のコメントを発表している。「キングスは、伝統のあるクラブでその一員になれることを光栄に思いますし、凄くワクワクしています。持ち味であるディフェンスだけではなく、オフェンス面でも熱くハードにプレーしてチームの勝利に貢献していきたいと思います」
琉球は橋本竜馬がレバンガ北海道に移籍した。ハードなディフェンスを持ち味とし、シュート力も持ち合わせるコンボガードの小野寺を獲得したことでバックコートの戦力不足は解消できる。それでも小野寺はまだ24歳で、B1での経験も昨シーズンのみ。今日はアイラ・ブラウンの退団も発表されており、チームの経験という面では小野寺を含めた全員がステップアップする必要がありそうだ。