4シーズン目を迎えるBリーグ、B2に改革
2019-20シーズンからB2プレーオフの仕組みが変わる。これまでの3シーズンは4チームが進出していたプレーオフの出場枠が8に拡大。消化試合を減らすこと、少しでも多くのチームにB1にチャレンジする権利を与える意味での変更で、B1と同じく各地区上位2チーム(6チーム)とワイルドカードの2チーム、計8チームが出場することになる。決勝に進んだ2チームが自動昇格、3位決定戦の勝者が入れ替え戦に進むという(すべてB1ライセンスを持つ場合)基本的な仕組みは変わらない。
大河正明チェアマンは、今回の変更についてこう説明する。「B1はもともと8チームですが、B2は戦力格差の問題があり、なるべく上位のチームでやろうと始まりました。しかし3シーズンやってみて、シーズン最後までB2を盛り上げるには、少しでも多いチームにチャンスがあって、集客を増やしたいという意見が実行委員会からありました」
プレーオフがクォーターファイナルから始まることで、週末を3つ使い、さらには入れ替え戦も行われるため、B2のポストシーズン自体が大きく拡大することになる。注目も観客数もB1とは差があるB2だが、来シーズンからは優勝と昇格を巡る争いが過熱しそうだ。