インサイドプレーヤーの負担軽減を図る動き

京都ハンナリーズは10月17日、ジェイミー・マロンゾとの2025-26シーズンにおける選手契約を双方合意の上で解除したことを発表した。マロンゾは同日付でBリーグ自由交渉選手リストに公示された。

フィリピン出身、現在29歳のマロンゾは201cm95kgのスモールフォワード。2021-22シーズンにフィリピンでプロデビュー。今シーズンより来日、京都に加入し、これまで全5試合に出場、平均6.02分のプレータイムで1.2得点、1.0リバウンド、0.4アシストを記録していた。

チームはこのリリースと併せて現在のチーム状況を説明したリリースも発表した。アンジェロ・カロイアロのインジュアリーリスト入りに伴って、得点面を補うためにチェハーレス・タプスコットを緊急補強したが、インサイド陣への負担軽減という面では新たな一手が必要となった。代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーの松島鴻太はマロンゾと契約を解除して、新たな帰化・アジア特別枠の選手獲得を目指すことを説明している。