玉木祥護

『ストレッチ4』として成長が期待される逸材

京都ハンナリーズが玉木祥護との契約を発表した。玉木は195cmのパワーフォワード。昨シーズン途中に特別指定選手として京都に加入し、15試合に出場した。

永吉佑也が出場できない中、貴重な日本人ビッグマンとして、ほぼ出ずっぱりのデイヴィッド・サイモンとジュリアン・マブンガのダブルエースの負担を軽減させた。

玉木はクラブの公式ホームページで以下のコメントを発表している。「昨シーズンは途中からの加入でしたが、温かく迎え入れてくれた京都の土地で再びプレーできることを非常に嬉しく思っています!まだまだ学ぶことも多いですが、チームの為に選手としても、人間としても一歩一歩成長していけるように努力していきたいと思います!」

本人のコメントにあるように、玉木は発展途上の選手だ。バスケを始めたのも高校からと経験は浅いが、その恵まれたサイズに加えて速攻で先頭を走る脚力を持ち、軽々とダンクするジャンプ力など身体能力は高い。世代別の日本代表に選出され、現在行われている第1次育成キャンプにも招集されている。

現在は3ポイントシュートの習得に力を注いでいるが、高さとスピードを兼備した『ストレッチ4』となれば、京都にとって大きな戦力アップとなる。

また、京都は綿貫瞬との契約も同時に発表した。昨シーズンはケガを抱えながらのプレーを余儀なくされたが、コンディションを取り戻すことができれば、高いバスケIQと経験値でチームに安定感をもたらすことができるはずだ。