千葉ジェッツ

パートナーシップで若手選手の海外挑戦も後押しする

千葉ジェッツは10月1日、ドイツ・ブンデスリーガの強豪クラブであるラティオファーム・ウルム(以下、ウルム)とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

両クラブは、昨年行われたユース世代での交流を通じてトップチーム間での連携についても議論を進め、今回正式にパートナーシップを結ぶ運びとなった。千葉Jは、世界的に育成力に定評があり多くのNBA選手を輩出してきたウルムとの連携により、競技力とビジネス面の強化を見据えて今後さらに交流を深めていく。

今回のパートナーシップにより、トップチーム同士のプレシーズンゲーム開催検討や、トップチームおよびユースチームの若手選手が海外挑戦を経験できる仕組みづくりなどを進めていく予定としている。

ウルムのトーマス・ストールは以下の通りコメントしている。「日本のリーグはすでに数多くの優れた改革を実現しており、千葉ジェッツはこの15年で目覚ましい発展を遂げてきました。現代の世界においては、自国の枠を越えて国際的に協力し、世界をつなぐことがますます重要になっています。そして、スポーツこそがそのための最適な機会だと考えています。私たちは東京への訪問を心から楽しみにしていますが、それ以上に、これから数年間にわたって共に歩んでいく旅路を大いに楽しみにしています」

千葉Jの取締役兼ゼネラルマネージャー池内勇太は以下の通りコメントしている。「今回の協定により、競技面における強化だけでなく、ビジネス面や国際的な発展においても大きなシナジーを生み出せると確信しています。トップチーム及びユースチームの双方において、若手選手が海外に挑戦できるパスウェイを構築し、将来の国際的な舞台で活躍できる人材の育成に取り組んでまいります。選手・スタッフ・ブースターおよび関係者の皆さまにとって、新たな可能性を広げられることを非常に楽しみにしています」