「どんな時も全力を尽くします」
秋田ノーザンハピネッツが細谷将司の獲得を発表した。
細谷は173cmと小柄だが、スピードとシュート力に優れ、アグレッシブを信条とするポイントガード。Bリーグ初年度から3シーズンを横浜ビー・コルセアーズで過ごし、昨シーズンはキャプテンを務めた。
細谷はクラブの公式ホームページで以下のコメントを発表。
「秋田ノーザンハピネッツでプレーできることにワクワクが止まりません!この様な素晴らしい機会を頂けたことに感謝しております。僕らしくアグレッシブにハードにプレーしてチームの勝利の為、最高に熱いブースターの皆さんの為にどんな時も全力を尽くします」
昨シーズンの秋田は、前線から激しいプレッシャーディフェンスを仕掛けるハードワークを武器に残留争いを回避した。だが、平均得点はワースト3位、3ポイントシュートの成功率もワースト2位とオフェンスに難を残した。
そういう意味でも、Bリーグ初年度に当時の1試合最高得点である39得点を挙げた、爆発力のある細谷の補強は理にかなっている。そして、先発とシックスマンの両方を経験している細谷は、同じポイントガードの中山拓哉の負担を軽減させる上でも貴重な戦力になる。
また、細谷は一度就職するも、バスケ選手になる夢をあきらめ切れずプロを目指した、『脱サラ』プレーヤーの一人であり、そうした雑草魂も秋田の激しいスタイルに合うはずだ。
なお、秋田は現在までに白濱僚祐、長谷川暢、中山との契約継続を発表している。