エグゼビア・ギブソン

ケガに苦しんだエースが契約満了

大阪エヴェッサは今日、エグゼビア・ギブソンとの契約が満了となり、自由交渉選手リストに公示したことを発表した。

ギブソンはBリーグ初年度から3シーズン大阪に在籍。210cmの長身ながら俊敏な動きと多彩な得点パターンを備えてエースの役割を任された。それでも左ひざの手術や指の骨折などケガが相次ぐ不運にも見舞われ、1年目こそ58試合に出場したが、2年目は28試合、3年目は29試合とシーズンの半分でしかプレーできなかった。

「ブースターの皆さんは私に毎試合ハードにプレーするためのモチベーションを与えてくださいました。今季は非常にタフなシーズンで、チャンピオンシップに進出することが出来ませんでしたが、皆さんには感謝しかありません」と、ギブソンはクラブを通してファンへの感謝を語っている。

大阪では2016年からGMを務めてきた清水良規が今年4月に退任。穂坂健祐ヘッドコーチの去就も発表されておらず、日本人選手の中核である木下博之と根来新之助、伸び盛りの合田怜と長野誠史が自由交渉選手リスト入り。帰化選手のファイ・パプ月瑠もレバンガ北海道への移籍が決まった。

大阪は3シーズン連続でチャンピオンシップ進出を逃し、成績も初年度から28勝、24勝、23勝と右肩下がり。経営面では一定の成功を収めているだけに、コート上での成績がついてきてほしいところ。4年目のBリーグに向けて大阪がどのような新チームを作るのか、注目したい。