
2026-27シーズンから始まるBプレミア参入へ
3月7日、秋田ノーザンハピネッツの新アリーナとなる新県立体育館整備事業の落札者が決定した。
もともと秋田の『Bプレミア』ライセンス取得は、秋田県立体育館の建て替えに合わせ、新アリーナを秋田の新たな本拠地とすることで問題ないとされていた。しかし、11月に参加表明のあった4グループすべてが入札を辞退したことにより県がアリーナの施設整備・運営事業の一般入札を取りやめたことで、秋田の初年度からのBプレミア入りも不可能になったかと思われた。
しかし、県は翌12月には事業費を大幅に増額した改正案を議会で可決し、異例の速さで再入札を公告。これにより、12月26日に『Bプレミア』ライセンスが交付され、初年度からのBプレミア参戦が決定していた。
そして今日、入札に応じた3社から、6030席のアリーナに加えてスイートルームやラウンジを併設する計画を提出していた清水建設グループの落札が県から発表された。
秋田の水野勇気代表は以下のようにコメントしている。
「無事に新県立体育館整備・運営事業の落札者が決定したことに安堵するとともに、あらためて2026-27シーズンから始まるBプレミア参入へ向けて迅速な対応をいただいた秋田県及び県議会に感謝申し上げます。2027-28シーズンのB.PREMIERライセンス継続交付には、2025年6月末までに秋田県による施工者との本契約締結が必要となりますが、リーグに示しているスケジュール通り順調に進んでおりますので、クラブとしても引き続きB.PREMIERライセンス維持へ尽力してまいります」