気持ちを切り替え「ケガは神様からの恵み」
右足大腿四頭筋腱断裂の大ケガからの復帰を目指すペイサーズのビクター・オラディポは、順調にリハビリを続けている。
1月下旬に負傷した彼は、今ではジャンプシュートができるまでに回復。自身の公式YouTubeチャンネルには、そんなオラディポの一日に密着した動画が投稿された。
その動画には、トレーニングの様子も収録されている。椅子に座ってのドリブル、ハンドリング、シュート練習から、ジャンプシュートの練習など、コツコツとリハビリとトレーニングを続けているオラディポは、練習を終えて「絶対にリーグベストの選手になってみせる」とシャウト。
ケガをした右足を指差し、「これは神様からの恵み。恩恵さ」とも語った。
所属するペイサーズは、オラディポが離脱した後も東カンファレンスの上位をキープし、最終的に5位でプレーオフに進出。それでもファーストラウンドでは、セルティックスに1勝もできずスウィープで敗れた。
チームもファンも、「もしオラディポがいたら」と考えてしまうシリーズだったが、誰よりも悔しい思いをしたのは本人だったはず。ただ、ケガによる長期離脱をレベルアップに使える時間と考えられていることからも、オラディポは前向きにリハビリと向き合えていることが分かる。
2019-20シーズン開幕に間に合うかどうかは微妙なところ。それでも復帰後は、進化したオラディポを見せてくれるだろう。「リーグベストの選手になる」という言葉は、彼の決意表明だ。