肩の脱臼によりセミファイナル出場は微妙
シーズン途中にニックスから解雇され、その後トレイルブレイザーズと契約したエネス・カンター。ユスフ・ヌルキッチがシーズン終了となる重傷を負って以降スターターに起用され、レギュラーシーズン終盤、そしてプレーオフでもチームを支えている。
そのカンターは、今シーズン終了後にフリーエージェントになる。新たな契約を意識していても不思議ではない中、彼の頭にはチームの勝利に貢献することしかないという。
「契約のことは考えていない。いくらもらえるとか、チームとの再契約、もしくは移籍についても考えていない。今やるべきことというのは、コートに出て、チームの勝利のために何でもこなすこと」
サンダーとのファーストラウンド突破にも貢献したカンターだが、シリーズ勝ち上がりを決めた第5戦で左肩を脱臼した。スパーズ対ナゲッツの勝利チームと対戦するカンファレンス・セミファイナルに間に合うかどうかも、今のところ分かっていない。チーム練習には参加しているものの、本人も「嘘は言わない。痛いよ」と、現状について語っている。
「今は着替えるのも、食事も大変。その日の状態を見ながらやっている状態」
来シーズンもブレイザーズのジャージーを着ることになるかは分からないが、カンターは、チームのためにやるべきことに集中している。
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— Trail Blazers (@trailblazers) 2019年4月24日