カイリー・アービング

写真=Getty Images

アービング「誰が活躍したって不思議ではない」

今シーズン開幕前の時点では、東カンファレンスの優勝候補に挙げられていたセルティックス。しかし、シーズン序盤からつまづき、昨年末には選手とコーチによるミーティングも行い、軌道修正が求められた。レギュラーシーズン後半にも連敗が続いて周囲を心配させたものの、プレーオフに入ってからの彼らは、別人のようなプレーを続けている。

ファーストラウンドでペイサーズと対戦している彼らは、ホームで2連勝。4月19日に敵地で行われた第3戦にも104-96で勝利し、カンファレンス・セミファイナル進出に王手をかけた。

このシリーズでは、セルティックスが後半の守備で違いを生み出している。第3戦でも、セルティックスは第3クォーターの失点を12に抑え、ペイサーズにリズムを与えなかった。そして、88-87で迎えた第4クォーター残り6分からは、カイリー・アービングとアル・ホーフォードが中心となってのランでリードを広げ、勝負を決めた。

試合後の会見に出席したアービングは、チームケミストリーについて「ここまで来るのに時間がかかってしまったよ」と、苦笑。そして、現在のチームの強さの秘訣を、こう述べた。

「今は、誰がコートに出ていようと、お互いに自信を与え合えている。勝つために必要な些細なプレーもやるし、ハドルではみんなで話して、みんなが気持ちよくやれている。攻守両面でプレーを実行できると、本当に楽にプレーできるようになる。シーズン序盤は酷かったけれどね。今は全員が何をすれば良いか理解できている。プレッシャーとか、期待も大きいが、自分たちが求めてきた形になりつつある。全員が準備を整えているから、誰が活躍したって不思議ではないんだ」

このまま勝ち上がりを決めれば、次のラウンドではカンファレンス首位のバックスと対戦する可能性が高い。シーズン開幕から半年という月日を必要としたが、セルティックスがついに、優勝候補に相応しい実力を発揮し始めた。