写真=Getty Images

ラストプレイで決勝ゴールを決め、チームに勝利をもたらしたバトラー

レギュラーシーズン終盤の勝負どころで4連敗を喫し、8年連続プレイオフ進出に黄信号が点灯したブルズが、ようやく反撃の狼煙を上げた。

3月29日に敵地でペイサーズと対戦したブルズは、ジミー・バトラーが第4クォーター残り3.7秒に決勝ジャンプシュートを決め、98-96で勝利。37勝37敗と勝率5割に戻し、東カンファレンスで8位につけるペイサーズとのゲーム差を2に縮めた。

第4クォーター残り2分19秒、ニコラ・ミロティッチが起死回生の3ポイントシュートを決めてブルズが96-96の同点に追い付く。ここから両チーム互いに3度の得点機会を決めることができず、スコアが動かぬまま最後のプレイを迎えることになった。

残り19.9秒にタイムアウトを取ったブルズは、再開後バトラーにボールを託した。

ポール・ジョージとマッチアップしたバトラーは、ドリブルでカットインした後、ペイント右寄りの位置からジャンプシュートをリリース。バトラーの手から放たれたボールは吸い込まれるようにネットを通過し、ブルズがプレイオフ進出争いに踏みとどまる大きな1勝を手にした。

ブルズのミロティッチはゲームハイの28得点に加え、10リバウンドと攻守に活躍した

3月29日の試合結果
ネッツ 105 139 マジック
ホーネッツ 100 85 セブンティシクサーズ
サンダー 82 88 ピストンズ
ロケッツ 106 100 キャバリアーズ
ウィザーズ 94 102 ウォリアーズ