バックス躍進を支える『陰の主役』ミドルトン「僕は、自分のパートをこなすだけ」

2019/04/20
NBA&海外
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クリス・ミドルトン

写真=Getty Images

ロペスは「いてくれると心配事が一つ減る」と称賛

今シーズン大躍進を遂げたバックスにおいて、クリス・ミドルトンの立ち位置は実に興味深い。

レギュラーシーズンではチーム2位、ポストシーズンでもチーム3位の得点力を誇り、ピストンズとのファーストラウンド第2戦でも24得点5リバウンド8アシストの活躍でシリーズ2連勝に貢献したのだが、話題の中心はヤニス・アデトクンボ、エリック・ブレッドソー、そしてベンチから18得点9リバウンドをマークしたパット・カナトンの3人に集まった。しかしミドルトンは「構わないよ」と、笑顔で『Milwaukee Journal Sentinel』に語った。

「チームが勝っていれば、自分は気を楽にしていられるんだ。僕は、自分のパートをこなすだけ。オフェンスで良い形を得られるのは分かっている。3ポイントシュートを打つ機会も多いし、ポストアップや、ピック・アンド・ロールからの形になることもあるね。とにかく、落ち着いてプレーしている。チームが自分に求めているのは、チャンスが回ってきた時に準備万端の状態にしておくことだから」

今シーズンのミドルトンは、昨シーズンに続いてキャリアイヤーを送っている。レギュラーシーズンでは平均18.3得点、6.0リバウンド、4.3アシストを記録して初のオールスターにも選出され、『陰の主役』としてバックスに安定感をもたらしている。

チームメートもミドルトンに厚い信頼を寄せている。ブルック・ロペスは「彼がチームにいてくれてラッキー。彼がいてくれると、心配事が一つ減る。そういう存在」と、ミドルトンについて語った。

そんなミドルトンは、今年のオフにフリーエージェントになれるプレーヤーオプションを保持している。この分なら、高額な契約を狙うためにオプションを行使するのは間違いないだろう。ただ、ミドルトンの性格からして、今は2001年以来となるファーストラウンド突破に向け、目の前の試合に集中しているに違いない。