エミレーツNBAカップは12月11日(水)からノックアウトラウンドがスタート
WOWOWは12月1日(日)、人気配信企画「NBA井戸端会議」のトークイベント、『リアル井戸端会議★2024-25シーズン』をLOFT9 Shibuyaで開催。スペシャルゲストとして千葉ジェッツの原修太を迎え、多くのNBAファンの集まったイベントは大成功に終わった。
昨年に引き続き、今回も配信プラットフォーム「ZAIKO」でのライブ配信とのハイブリッド開催となった今年の『リアル井戸端会議』では、通常の配信でもおなじみの岩崎太整(作曲家)、サンキュータツオ(芸人/大学講師)、上鈴木兄弟(双子のラッパー)、大西玲央(NBAJapanシニアエディター)がNBAに関する様々なトピックについて軽妙なトークを繰り広げた。イベントの途中にはBリーグで実況も務める永田実、ウィザーズの「公認スーパーファン」でグラフィックデザイナーのMQも急遽登壇しNBAファンたちと交流した。
現在、NBAでは「エミレーツNBAカップ2024」が行われており、12月4日(現地時間3日)には5チームずつが6グループに別れるグループプレ(予選ラウンド)が終了。11日(同10日)からは上位の8チームによるノックアウトラウンドが始まる。この「エミレーツNBAカップ」についてタツオさんは、今シーズンここまでリーグNo.1の勝率(18勝3敗)を挙げて躍進を見せているキャバリアーズと、昨シーズンのNBAチャンピオンで東の2位(16勝4敗)につけるセルティックスに注目。11月20日(同19日)に両軍は対戦し、セルティックスが120−117と接戦を制しているが、「まじで見応えがあった。しっかりボストンが勝った。やっぱりすごいんだなって」と振り返った。
続けてタツオさんが「だから、プレーオフに行って(キャバリアーズと当たったとして)も力的にはボストンなのかな」としつつ、「(でも)クリーブランドも(エバン・)モブリーとジャレット・アレンとか強烈ですけどね」と続けた。すると大西さんが「そうそう、今年、モブリーはボールハンドラーをやり始めた。ちょっとプレースタイルが変わってきたのかなっていうのはあります」と合いの手を入れるなど、話に花が咲いていった。
シーズンの成績にも勝敗が反映される(決勝を除く)「エミレーツNBAカップ」のノックアウトラウンドは、11日と12日(現地時間10日、11日)に準々決勝が、そして15日(同14日)の準決勝と18日(同17日)の決勝が行われる。準決勝以降の試合はすべてラスベガスで開催となる。
日本代表として2023年のFIBAワールドカップに出場し、NBA選手との対戦経験を持つ原は「対戦してやばいと思ったのは?」と聞かれ、マーベリックスのスーパースターで日本代表がワールドカップ前の東京での強化試合で対戦したスロベニア代表のルカ・ドンチッチを挙げた。
「(ドンチッチは)遊び感覚で多分、やっていて、僕が必死にコースに入って守ったと思ったら『じゃあ、こうやるわ(別の方法で攻めるわ)』みたいな。で、僕はすぐファールを3つくらいしてしまいました。1回、シュートフェイクで飛んじゃって。で、(体をぶつけられたドンチッチが)痛がるじゃないですか。それで、なぜかわからないですけど、マブスのファンなのか『ケガをさせるんじゃないよ』ってDMが来ました(笑)」
イベントは出演陣がそれぞれが自由に、ゆるいものからマニアックなトピックについて、思いや知識をぶつけ合うものとなったが、時間が経つにつれて会場も巻き込みながら熱を帯びていき、リアル開催の醍醐味を存分に示すものとなった。