キングスのヘッドコーチとなったルーク・ウォルトン、盟友ディバッツと再建に挑む

2019/04/16
NBA&海外
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ルーク・ウォルトン

写真=Getty Images

「ブラデとの間には、すでに信頼関係ができている」

レイカーズのヘッドコーチ退任が決まって1週間も経たないうちに、ルーク・ウォルトンは新たな仕事に就いた。4月15日、キングスがウォルトンのヘッドコーチ就任を発表。同日に会見が開かれ、ウォルトンは新天地での抱負を語った。

キングスのブラデ・ディバッツGMは、現役時代にレイカーズでプレーしており、ウォルトンとは2004-05シーズンにレイカーズでともにプレーした。たった1シーズンではあっても「我々は同じ魂を持っている」とディバッツが言えば、ウォルトンも2人は強い信頼関係で結ばれていると会見で語った。

「ブラデと私が見ているものは同じで、どういうプレーをすべきか、ロッカールームのあるべき姿などに関して同じ意見を持っている。それらは一緒にプレーした時期があってのものだし、こういうチームメートの関係は生涯続くものなんだ。構築するのに何年もかかるような信頼関係が、一緒にプレーした我々にはすでにある。彼と、チームのクルーと一緒に仕事を進められることに興奮している」

キングスは、バディ・ヒールド、ディアロン・フォックス、ハリー・ジャイルズ、マービン・バグレー三世ら今後が楽しみな若手を多く擁し、今シーズンも終盤まで西カンファレンス8位争いに絡んでいた。

当然、彼ら若手を成長させてチームを躍進させるのがウォルトンに託された役割。ウォルトンはレイカーズの指揮官として『ヤングコア』を成長させた経験がキングスで生かせるかと問われ、「もちろんだ。レイカーズでは若手を指導し、彼らが成長するのを見られて喜びを感じた。このチームにも、才能ある若い選手が多く揃っている点では似ている」と答えている。

キングスは、2018-19レギュラーシーズン中48分間のポゼッション数を表すペースでリーグ3位の103.91を記録したが、100ポゼッションあたりの平均失点は21位(110.8)、平均失点でも25位(115.3)というスタッツを残すなど、課題が守備にあることは明白だ。

ウォルトンも守備の改善を大きなポイントに挙げている。「私はオフェンスも好きだし、5人がボールを動かす様は美しいが、重要な局面ではディフェンスがチームに勝利をもたらす。これからは守備に重点を置き、選手たちにも日々試練を与えるつもりだ」

キングスが順調にステップアップし、来シーズン14年ぶりのプレーオフ進出を果たせるかどうかは、ディバッツGMとウォルトンの手腕にかかっている。