カリーに次ぐ史上2人目の3ポイント通算3,000本成功

現地12月1日、クリッパーズはホームでナゲッツと対戦し、126-122で接戦を制した。開幕からカワイ・レナードを欠くクリッパーズだが、これで今シーズン13勝9敗と激戦の西カンファレンスでプレーオフ圏内に踏み留まっている。

この試合、クリッパーズのジェームズ・ハーデンは39得点に加え11アシスト9リバウンドと、あと一歩でトリプル・ダブルの大活躍だった。この試合での彼はステフィン・カリーに次ぐ、NBA史上2人目となる3ポイントシュート通算3,000本成功を達成している。

この快挙についてハーデンは、「決して当たり前じゃない偉業を成し遂げることができた」と語る。「数えきれない日々、僕は努力を重ねてきた。多くの人々はそのことを見ていないけど、結果としてその成果が出た」

今シーズンのハーデンはここまで全22試合に先発し、1試合平均22.3得点、8.9アシスト、7.2リバウンドを記録。フィールドゴール成功率38.5%が示すように、得点面に関してはレナード不在の中でもかつての支配力を発揮することができていない。

だが、今の彼はこれまでになくリーダーシップを発揮し、若手の指南役など数字に出ない貢献も光っている。この役割について彼は「とても快適だ」と充実感を強調する。

「今の役割は自分にとって簡単なことだよ。NBAキャリアの中で、ずっと今のような状況にいたからね。自分のできる限りを尽くして周りの選手たちをサポートし、彼らがプレーしやすいようにする。これは本当に楽しいよ」

このハーデンのサポートの恩恵を受けている代表的な選手が、ノーマン・パウエルだ。ここまで16試合出場で、ハーデンを上回るチームトップの平均23.6得点、3ポイントシュート成功率49.6%と31歳にしてキャリアベスト更新のプレーを見せている。

パウエルは、ハーデンについて「どうやって選手たちをオープンし、チームの最大限の力を引き出せるのかを分かっている」と絶大な信頼を寄せる。今のクリッパーズはハーデンのリーダーシップの下、レナード不在による大きな穴を埋めようと他の選手たちが着実にステップアップを遂げている。

https://youtu.be/vDUyCZqZn_Q?si=ycnAB3JAAwZC-bto