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コンタクトありの練習は再開できていないが、着実に回復
ウォリアーズの優勝に欠かせないピースであるケビン・デュラントの復帰時期は未定だが、チームはプレーオフには間に合うだろうと楽観視している。
2月下旬に左ヒザ内側側副靭帯損傷と脛骨挫傷と診断されたデュラントは、今月下旬に再検査を受ける予定。今のところ順調に回復しているようで、3月23日の練習ではダンクを決める姿も確認されている。
『CSN Bay Area』によれば、デュラントはシュート練習のほか、左右のフットワークを伴う練習も再開させた。
4月12日に予定されているレイカーズとのレギュラーシーズン最終戦までに復帰できるという報道もあるが、急ぐ必要はない。西カンファレンス1位をキープできず、2位でプレーオフに進出したとしても、最終的に3年連続のNBAファイナルに駒を進め、そこで勝つことが大事なのだ。
昨シーズンはステフィン・カリーがプレーオフ1回戦で右ヒザを痛め、復帰を急いだ経緯がある。キャバリアーズとのファイナルで敗れ2連覇を逃した原因がカリーのコンディションだけにあったわけではないが、もし万全だったら勝負はどうなっていたか分からない。
順当に行けば、プレーオフ1回戦の相手はナゲッツかブレイザーズとなるだろう。デュラント抜きでも十分に勝算が立つ。ロケッツ、そしてスパーズとの勝負、ひいてはキャブズとの『決戦』にこそ、『完全な状態』のデュラントが必要となる。だからこそ、ウォリアーズには慎重な判断が求められる。