ロケッツ

写真=Getty Images

6連勝で西の2位ナゲッツと0.5ゲーム差に迫る

ロケッツがまたも3ポイントシュートのNBA記録を樹立した。4月7日に本拠地トヨタ・センターで行なわれたサンズ戦で、なんと27本の3ポイントシュートを成功させ、1試合における3ポイントシュートの成功数でNBA新記録を記録。試合にも149-113で完勝した。

これまでの1試合での3ポイントシュート成功数のNBA記録は、ロケッツが昨年12月19日のウィザーズ戦で決めた26本だったが、これを自ら塗り替えたことになる。

チーム最多、キャリアハイに並ぶ8本の3ポイントシュートを決めたエリック・ゴードンは「自信を失ったことはないし、良いリズムでボールも回ってシュートを打てている」と胸を張り、「僕はNBAでも最高の3ポイントシューターになろうと思っているから」

ゴードン以外にも、ジェームズ・ハーデンが5本の3ポイントシュートを含む30得点13リバウンド9アシスト、PJタッカーも4本の3ポイントシュートを決めて12得点をマークした。

ロケッツはこれで6連勝。同日トレイルブレイザーズに敗れた西カンファレンス2位のナゲッツに0.5ゲーム差に迫った。残り1試合となったロケッツは、レギュラーシーズン最終戦でサンダーと対戦する。現在の順位のままプレーオフが始まれば、3位のロケッツはファーストラウンドで6位のサンダーと激突することになる。

シーズン序盤はケミストリーが機能せず、負傷者も相次いで一時はカンファレンス下位にまで順位を落としたが、ハーデンの驚異的なパフォーマンスを軸に立ち直り、V字回復を見せたロケッツ。まだ最終戦が残っているとはいえ、3ポイントシュートの新記録樹立は、プレーオフに臨む彼らにとって大きな弾みになるはずだ。