渡邊雄太

写真=Getty Images

4リバウンド2アシスト1スティールを記録

グリズリーズの2ウェイ契約選手である渡邊雄太が、3月最後となるクリッパーズ戦に出場した。

渡邊がNBAでプレーしたのは、3月23日のティンバーウルブズ戦以来で、今回はベンチからNBAキャリアで2番目に長い21分間のプレータイムを得た。4リバウンド2アシスト1スティールを記録したが、試合は序盤からリードを広げたクリッパーズに96-113で敗れた。

渡邊は、第1クォーター残り4分15秒にジャスティン・ホリデーと交代で出場すると、クリッパーズのオフェンスを引っ張るダニーロ・ガリナーリ、ルー・ウィリアムズとマッチアップする場面が多く見られた。

前半を2リバウンド1アシスト1スティールで終えた渡邊は、第3クォーター残り3分50秒にタイラー・ドーシーと交代でコートに入ると、クォーターを跨いでプレーし続け、残り1分4秒にホリデーと交代するまでコートに立った。

3ポイントシュート2本を含む、4本のシュートを放つも決まらず、無得点に終わった渡邊だが、出場している時間帯での得失点差を表す±の数字は+11を記録している。出場した11選手中、+の数字を記録したのは渡邊のみとなっており、渡邊が出場した時間帯はチームが機能していたと言える。

レギュラーシーズンも残すところあと5試合となったが、グリズリーズは今後も残り試合で若い選手にチャンスを与える可能性が高い。4月3日のトレイルブレイザーズ戦でも渡邊にチャンスが与えられるかどうか、注目したい。