グレッグ・ポポビッチが『ラスト・ダンス』のウェイドへ贈ったギフトとは?

2019/03/22
NBA&海外
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ドウェイン・ウェイド

写真=Getty Images

ダンカン、ジノビリ、パーカーのサイン入りジャージー

スパーズのヘッドコーチ、グレッグ・ポポビッチは、長年のライバルだったドウェイン・ウェイドのキャリアを称えるため、超豪華なプレゼントを用意していた。

3月20日にスパーズの本拠地AT&Tセンターで行われた試合前、スパーズは、ウェイドのキャリアをまとめた動画を会場内のビジョンで上映。その動画が終わると、ポポビッチはスパーズカラーのブラックとシルバーのボックスを持って登場し、言葉を交わした後でウェイドに手渡した。この中身は、2013年と14年のNBAファイナルでウェイド、レブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュのヒートと戦ったスパーズの中心メンバー、ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、トニー・パーカーのサイン入りジャージーだった。

試合後ウェイドは「ドープだね」と、ポポビッチの演出に感激した。

「実は、プレシーズンの時から知っていたんだ。ポップが何か用意しておくと伝えてくれたからね。それでも素晴らしかった。(動画の上映が)試合前とは思っていなかったし、(動画内の)音楽も格好良くて気に入った。もちろん映像も格好良かった。本当にうれしかったし、ありがたい。ここまでのことをやってくれるなんて思っていなかったよ。自分は、毎日仕事をこなしているだけ。築き上げてきた人間関係に感謝だね。コーチとは素晴らしい関係を築いてきた。スパーズの対応に感謝している」

「ダンカン、ジノビリ、パーカーは、僕が一番リスペクトしている選手。彼らのジャージをもらえて、すごくうれしい」

この日は、ヒートが110-105で勝利したが、ヒートがサンアントニオでのレギュラーシーズン戦で勝利を収めたのは、2013年3月31日に、ボッシュの決勝3ポイントシュートでヒートが88-86で勝利した試合ぶりだった。この戦績が示すように、ウェイドは、敵地でのスパーズ戦であまり勝てていない。サンアントニオでのレギュラーシーズン戦は4勝12敗と大きく負け越したままNBAキャリアを終えるが、最後を勝利で締めくくり、素晴らしいプレゼントと共に終われたのだから、苦い思い出より、良い思い出の方が上回るのではないだろうか。