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深刻な事態が起こらない限り、マブス一筋20年目もプレーを続けることは確実
マブスのダーク・ノビツキーが、来シーズンも現役を続けることを宣言した。
昨夏マブスと2年契約を結んだノビツキーは先日、『ESPN』のポッドキャスト番組に出演し、「シーズン終盤に劇的に大きな変化が起こらない限り、来シーズンも続けるつもり」と語った。
「2年契約を結んだのだから、その時点であと2年の現役続行を希望したということ。今の契約を満了したい」
38歳のノビツキー本人が現役続行を希望している以上はマブスのオーナー、マーク・キューバンにも異論はないはず。ノビツキーはケガの影響で昨シーズンより約5点も低い平均13.5得点とスタッツを落としているが、健康であれば今でも20得点前後は期待できる。
若手中心の再建時期に入ったとはいえ、ハリソン・バーンズ、セス・カリー、ヨギ・フェレルら今後チームを引っ張っていく選手たちにとっても、あと1年ノビツキーと一緒にプレーできるのは貴重な経験になる。
NBA史上最高の欧州出身選手、ビッグマンとしてはベストシューターとして称えられているノビツキーは、引退後バスケットボール殿堂入りが確実視されている。歴代得点ランキングでも6位(2万9962得点)につけているため、早ければ今後数試合で史上6人目の通算3万得点超えを果たす。また、来シーズンも現役を続けるとなるとウィルト・チェンバレンの通算3万1419得点を超え、歴代5位に浮上する可能性もある。
ノビツキーの後継者として、ウォリアーズから移籍してきたバーンズ。チームトップの平均20.1得点を記録し新生マブスを引っ張っている。