トレードの噂が再燃する可能性はあり?
混迷極めるレイカーズに朗報が舞い込んだ。深部静脈血栓症により今シーズン残り試合を欠場するブランドン・イングラムの手術が成功し、来シーズン開幕までに完治する見込みであることが発表されたのだ。
『LA Times』のレイカーズ番記者が、血液学の専門家に取材した内容によれば、イングラムが完治する確率は90%以上とのことで、代理人のジェフ・シュワルツも「血栓症を患って得られる最高の結果。3〜4カ月で回復する」と語ったという。
血栓症と診断された時点では、最悪の場合引退の可能性も報じられた。だがイングラムはまだ21歳と若く、早期発見が幸いして手術を受けることができた。そして、完治が見込めるのであれば、レイカーズにとっては違った意味でも朗報になるかもしれない。
UPDATE: Brandon Ingram underwent successful thoracic outlet decompression surgery on his right arm today. The procedure was performed by Dr. Hugh Gelabert at the Ronald Reagan UCLA Medical Center.
Ingram is expected to make a full recovery prior to the start of next season. pic.twitter.com/q3LgtJpVTB
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2019年3月16日
今シーズン52試合(全試合先発)に出場し、平均18.3得点、5.1リバウンド、3.0アシストを記録したイングラムは、レイカーズが2月のトレードデッドライン前にアンソニー・デイビスのトレードをペリカンズに打診した際、交換条件に含まれていたと伝えられた。レイカーズのオーナーは、デイビスを獲得するためだけに多くの若手をトレードしようとしたという報道を「フェイクニュース」と糾弾したが、もしシーズンオフに再びデイビスの獲得にトライする場合、間違いなくイングラムの名前も交換要員に浮上するだろう。
来シーズン開幕をレイカーズで迎えられるかは未定ながら、イングラムのNBAキャリアが絶たれる可能性が低くなったことは、喜ばしい報せでしかない。
? @B_Ingram13 puts up 27 PTS, 13 REB, helping the @Lakers earn the W at home! #LakeShow pic.twitter.com/nWuaBbGD3s
— NBA (@NBA) 2019年2月22日