テーブス海

写真=Getty Images

初挑戦のシーズンで7.8アシストを記録

ノースカロライナ大ウィルミントン校に所属するテーブス海の、NCAAディビジョン1での1年目のシーズンが終了した。ルーキーにして開幕から先発ポイントガードに定着して、開幕戦から7アシストを記録。ここからテーブス海の快進撃が始まる。手堅いハンドリングでミスなくボールを前線に運び、卓越したビジョンとパス技術でアシストを連発。シーズンを通して1試合平均30.8分のプレータイムを得て、8.8得点、7.8アシストを記録した。

7.8アシストはNCAAディビジョン1全体でも2位の数字。また試合ごとのターンオーバーは3.4で、まだ改善の余地はあるものの、チャレンジした結果としては悪くない(アシスト数トップのジャメル・モラントは平均10アシストを記録したがターンオーバー5.2と効率が悪かった)。

昨日行われたチャンピオンシップ準々決勝でノースイースタン大に敗れてシーズン終了。テーブスも相手のディフェンスに封じられて8得点4アシスト、3ターンオーバーと不発。それでも1年目のシーズンとしては間違いなく上出来。シーズンを通して積み重ねた252アシストは、CAAカンファレンスの歴代記録を塗り替える数字となった。

チームのNCAAトーナメント連続出場は2で途切れたが、テーブスにとっては大きな収穫が得られたシーズンとなった。日本代表入りも噂されるテーブスの、さらなる飛躍に期待したい。