一通の手紙によりアンダーアーマーを動かした少女、あこがれのカリーと対面

2019/03/10
NBA&海外
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ステフィン・カリー

写真=Getty Images

新モデルのインソールデザインも担当

2018年の11月下旬、ある少女の運命が大きく変わる出来事が起こった。ウォリアーズのステフィン・カリー宛に一通の手紙を送ったことが、その始まりだった。

カリフォルニア州ナパに住む、ライリーという9歳の少女から送られた手紙には、バスケットボールをプレーしていること、そして新シーズンでカリーのシグネチャーモデルである、『カリー5』を履いてプレーしたい旨が書かれてあった。彼女は父親と一緒にアンダーアーマーのウェブサイトを確認したのだが、『カリー5』は男性用しか販売されていないことを知り、落胆した。ライリーちゃんは、以前から熱心に女性アスリートをサポートし、昨年に女の子限定のバスケットボールキャンプを開催したカリーに女性用のシグネチャーモデルを販売してもらいたい、とリクエストした。すると、この手紙を受け取ったカリーは即行動に移し、直筆の返信をライリーちゃんに送った。ほどなくして、アンダーアーマーのウェブサイトには少女用サイズのシューズが加わり、昨年のクリスマスには『カリー6』の色違い2足を彼女にプレゼントしたのだった。

そして、返信にも書かれてあった通り、カリーは3月8日の国際女性デーに開催したイベントにライリーちゃんを招待した。このイベントに合わせ、アンダーアーマーは、『カリー6』特別モデル『United We Win』を発表。なんと、このシューズのインソールには、ライリーちゃんのデザインが採用されている。

ライリーちゃんと一緒に『CBS』のインタビューに応じたカリーは「僕の製品に関する意見を伝えることは、彼女にとってすごく大事なことだったんだ。今回デザインをお願いしたのは、彼女とのストーリーを広く知ってもらいたかったからで、このプロジェクトの一員になってもらいたかった」と語った。

カリーは、9歳の女の子の主張に感心したとも話す。

「僕も、自分の娘たちには今回の話を知って、自信を持ってもらいたいんだ。子供の物の見方や考え方を上手に導いて、やりたいことなら何だって叶うと思わせることは、父親としての日々の役割だと思っている」

カリーは、8日にオラクル・アリーナで行われたナゲッツ戦にライリーちゃんを招待。その試合で彼女がデザインに加わったシューズを着用したカリーは、17得点7リバウンド4アシストを記録して勝利に貢献した。