クラブはチームマネジメント能力を高く評価

群馬クレインサンダーズは6月18日、カイル・ミリング氏と2024-25シーズンのヘッドコーチ契約が合意に至ったことを発表した。

アメリカ出身のミリング氏は、2013年よりフランスでコーチキャリアをスタート。2017-18シーズンにはフランス1部のクラブを4位、ユーロカップでもベスト16に導き、2020-21シーズンに横浜ビー・コルセアーズのヘッドコーチに就任。2021-22シーズンに広島に移籍し、3年目の今シーズンはワイルドカード1位(36勝24敗)でチャンピオンシップに進出し、下剋上を体現させ、チームをBリーグ初の栄冠に導いた。

クラブ関係者は公式ホームページにて、ミリング氏の真髄を選手とスタッフのモチベーションを向上させるマネジメント能力にあるとし、「一人ひとりのポテンシャルをチームの勝利の為にどう活かせるのかを常に考え、最適解を出すことができるミリングヘッドコーチこそ、幅広い年代の実力者が揃う群馬クレインサンダーズが飛躍するうえで最もふさわしい」と紹介している。

就任に際し、ミリングヘッドコーチは次のようにメッセージを送っている。「コート上でもコートの外でもクラブを築き上げる上で、私が力になると信じてくれた経営陣、クラブに感謝しています。私たちは共に全力でプレーし、守り、常に戦う意志を持ち続けます。チームスタッフと私は、できる限り一試合でも多く勝利し、最終的な目標であるチャンピオンシップでの勝利のために、ベストを尽くします!」