レイ・アレン

富永啓生「モチベーションが上がりました」

NBAファイナル2024を盛り上げるファンイベント『NBAフェスin Japan 2024』の特別ゲストとして来日中のレイ・アレンが、第2次強化合宿中の男子日本代表の練習現場を訪問した。

アレンはNBAで2度の優勝経験があり、2000年のシドニー五輪ではアメリカ代表の一員として金メダルも獲得しているレジェンド。通算3ポイントシュート成功数は2973本で、ステフィン・カリーに次ぐ歴代2位の記録を残している名シューターで、2018年に殿堂入りも果たしている。

アレンは「これからみんなが挑戦するのは、全世界から国を代表した選手が集まる特別な場所。自分自身も国を背負って戦ったことをいまでも誇りに思っている」とオリンピックについて言及。さらに「過去の数字やランキングは関係ない。相手に対する最大のリスペクトは最大限闘うこと。君たちひとりひとりが、チームのために何をしなければならないのか。1%だけでも上達したいという気持ちを持って、1日1日を大切に本番まで成長し続けて欲しい。あとはコートで証明するだけだ。健闘をねがってる」とエールを送った。

日本代表のピュアシューターである富永啓生は「幼いころから、何度もハイライトを見てきた憧れの選手から話しを聞ける素晴らしい機会をもらえることができて本当に気持ちが踊りました。実際に色々なアドバイスを聞けて、今掲げている目標に向かって自分も頑張ろうとモチベーションが上がりました」とコメントした。

男子日本代表は6月22、23日にオーストラリア代表と強化試合を行う。レジェンドの訪問に刺激を受けた代表メンバーたちは北海道の地で躍動してくれるはずだ。