「これまでと同じメンタリティーで臨んで、シリーズを終わらせたい」

マーベリックスは、サンダーとのカンファレンスセミファイナル第5戦に104-92で勝利。アウェーで大きな1勝を挙げ、シリーズ通算3勝2敗と、2年ぶりのカンファレンスファイナル進出に王手をかけた。

前半でわずか44失点という堅いディフェンスで2桁のリードで試合を折り返したマーベリックスは、後半に入っても流れをキープし、12点リードで第4クォーターを迎える。ホームで負けられないサンダーも食い下がり、残り5分には7点差と一つのきっかけで試合をひっくり返せるところまで盛り返す。

しかしマーベリックスはここでもディフェンスによって主導権を渡さず。残り4分半からの2分半においてわずか1失点に抑えて残り2分で99-86と突き放すと、そのまま余裕を持って逃げ切った。

マーベリックスの大黒柱ルカ・ドンチッチは、31得点、11アシスト、11リバウンドとプレーオフでは通算6度目のトリプル・ダブルで勝利の立役者となった。ドンチッチはこの試合でもいつも通り相手の激しいマークを受けたが、初心に帰って試合に臨んだのが功を奏したと語る。

「僕はバスケットボールに集中することを心がけた。時々、僕はバスケットボールを好きでやっていることを忘れてしまう。だからこそ、メンタル面では笑顔でプレーすることにフォーカスしていた」

現在ドンチッチは右膝と左足首に痛みを抱えており、万全の状態ではない。それもあって、今回のシリーズでは最初の4試合でフィールドゴール成功率39%、平均22得点と、彼にしては精彩を欠いていた。だが、負ければサンダーに王手をかけられる踏ん張りどころで、さすがの大暴れを披露した。

これでマーベリックスは、カンファレンス決勝まであと1勝という状態でホームでの第6戦を迎える。しかし、ドンチッチに慢心はない。「僕たちはシリーズ3勝2敗と先行し、あと2試合で1勝すれば良い。ただ、まだ何も勝ち取っていない。これまでと同じメンタリティーで臨んで、シリーズを終わらせたい」。ホームで手痛い敗戦を喫した第4戦の反省を生かすことで、マーベリックスは次のラウンド進出を目指す。