チャンピオンシップ2023-24

クォーターファイナルから激戦必至のビッグカードが実現!

■チームスタッツ傾向

アルバルク東京(48勝12敗/勝率.800/東2位/PO進出順位4位)

シーズン序盤から11連勝とスタートダッシュを決め、週末同一カードの連敗もなかったが、宇都宮ブレックスには届かず東地区2位となった。オフェンシブレーティング(100回攻撃した際の平均得点)は3位、ディフェンシブレーティング(100回攻撃された際の平均失点)は2位と高水準のスタッツを残す。ペース(1試合における平均攻撃回数)はCS出場チームの中では最も少ない69.7で、ロースコアゲームを得意とする。

琉球ゴールデンキングス(41勝19敗/勝率.683/西2位/PO進出順位5位)

レギュラーシーズン最終戦の広島ドラゴンフライズ戦で連敗した結果、西地区優勝とクォーターファイナルホーム開催を逃した。フリースローが大きな得点源となっているため、強固なインサイドディフェンスを誇るA東京に対して、いかにアタックしていけるかが鍵となる。ディフェンディングチャンピオンの経験と勝負強さで、大一番をものにできるか注目だ。

■直接対決
A東京 91-80 琉球(2月3日)
A東京 74-75 琉球(2月4日)
互いに一歩の引かない内容で1勝1敗。対戦時にはA東京のアルトゥーラス・グダイティスが欠場だったため、Xファクターになる可能性も大きい。

活躍が期待される注目選手

ファンタジーポイント(以下、FP)がチーム内で高い選手を、日本人選手と外国籍選手から1名ずつピックアップする。

アルバルク東京

テーブス海(PG・獲得価格17万円)
FP:21.1(10.7得点、2.1リバウンド、4.8アシスト、0.9スティール、0.1ブロック、1.6ターンオーバー)
シーズンハイは26得点。スコアリング能力もさることながら、2桁アシストを4回記録しておりアシスト量産も期待できる。直近4試合では平均15.5得点6.8アシストとシーズン平均を大きく上回っており、調子の良さがうかがえる。プレー強度が高まるチャンピオンシップでは30分前後の出場が見込まれるため、オフェンスの起点として活躍は間違いないだろう。

セバスチャン・サイズ(PF/C・獲得価格20万円)
FP:30.2(16.6得点、7.8リバウンド、1.1アシスト、0.8スティール、0.9ブロック、1.3ターンオーバー)
インサイドを主戦場に今シーズンも多くの試合で得点とリバウンドを量産した。ディフェンスでの貢献も大きく、ピック&ロール対策の要と言える存在だ。さらに琉球にセカンドチャンスを与えないためにも、サイズのインサイドでの奮闘は必須となる。ただし直近6試合は欠場しており、出場可否は不透明だ。

▪️琉球ゴールデンキングス

今村佳太(SG/SF・獲得価格17万円)
FP:23.5(13.4得点、3.5リバウンド、3.1アシスト、0.9スティール、0.4ブロック、1.7ターンオーバー)
名実ともに琉球のエースとなった今村。チーム最長となる平均28分10秒のプレータイムに加え、勝負強さもあり、大事な場面で得点を挙げてチームを何度も救ったシーズンとなった。直近3シーズンのチャンピオンシップでは得点がレギュラーシーズンから約1.5倍増えている。連覇のプレッシャーもある中、今回も大一番に強い『チャンピオンシップ・いまむー』になれるか注目だ。

ジャック・クーリー(C・獲得価格26万円)
FP:31.8(14.4得点、10.8リバウンド、1.4アシスト、0.9スティール、0.8ブロック、1.4ターンオーバー)
12月の仙台89ERS戦ではBリーグ新記録となる27リバウンドを叩き出した。安定的な2桁得点とリバウンドの爆発力があるため、大きく外すことがない選手と言えるだろう。インサイドでどれだけファウルがもらえるかが得点に直結する。直接対決は2試合とも1桁リバウンドに終わったため、仕事をさせてもらえなかった悔しさをぶつけてほしい。

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