越谷アルファーズ

ピークがいきなり15得点の爆発、オフェンスでペースをつかんで100点ゲーム

5月3日、B2プレーオフクォーターファイナルの第1戦で越谷アルファーズがホームに熊本ヴォルターズを迎えた。

試合は序盤から越谷のペースに。LJ・ピークが積極的にアタックし、第1クォーターだけで15得点の大爆発。アイザック・バッツも3本のオフェンスリバウンドを獲得し、3本すべてのフィールドゴールを成功させて、28-16と先制パンチを食らわせた。第2クォーターはピークが無得点に終わり、一時5点差まで迫られた場面もあったが、他のメンバーがステップアップ。特に星川堅信は3本すべての長距離砲を沈めて悪い流れを払拭すると、高確率でシュートを決め続けたジャスティン・ハーパーが10得点を固め、結局このクォーターも28-25と上回った。

こうして15点リードで試合を折り返した越谷は、笹倉怜寿が4本すべてのフィールドゴールを成功させて9得点を挙げれば、井上宗一郎にも3ポイントシュートが飛び出すなど、的を絞らせないオフェンスでリードを拡大。熊本の低調な3ポイントシュート(20本中2本の成功)にも助けられつつ、後半もオフェンスの調子がまったく落ちなかった越谷が100-70で快勝した。

越谷は21得点を挙げたピークを含む6人が2桁得点を記録と、バランスの良いオフェンスを披露。11得点を挙げた星川は「初戦が大事なので、それに向けてみんなで準備して、出だしからその役割を果たせた結果がこういう勝ちに繋がった」と振り返る。また「ディフェンスでまだまだ甘い部分があるので、もっと良いクオリティのディフェンスができるようにしたいです。シュートはもっと自信を持って打っていき、明日は明日のゲームがあるので気持ち新たに頑張ります」と気を引き締めた。

本日の第2戦も越谷市立総合体育館で15時にティップオフとなる。