レバンガ北海道

終盤に1点差に迫られるもそこから約2分半を無失点に抑える

4月13日、レバンガ北海道がホームに宇都宮ブレックスを迎えた。8本中4本の3ポイントシュートを沈め、2度のランを繰り出した北海道は25-18と先手を取ると、第2クォーターも集中力を切らさずに安定したプレーを見せ、44-38とリードして前半を終えた。後半に入ると、0-12のビッグランを許し逆転されたが、リード・トラビスがインサイドで奮闘し、このクォーターだけで9得点を挙げる活躍を見せ、59-56と再逆転して最終クォーターへ突入した。その後拮抗した展開が続く中、残り3分を切った場面ではD.J・ニュービルにドライブから得点され1点差に迫られた。

しかし、このプレーでニュービルの肘がドワイト・ラモスの顔面に入り、得点は認められたもののアンスポーツマン・ライクファウルの判定に。ラモスは続行不能になったが、ここから北海道はディフェンスの強度を一層高めてタフショットを打たせ、さらにターンオーバーを誘発と、約2分半を無失点に抑える。そして、寺園脩斗がフリースローを確実に決め続けて突き放し、最終スコア79-71で勝利した。

北海道はトラビスがゲームハイの24得点10リバウンド、ダラル・ウィリスジュニアも15得点11リバウンドを記録と、それぞれがダブル・ダブルを達成した。また、寺園は第4クォーターで得た8本のフリースローをすべて沈めて12得点を挙げた。一方、敗れた宇都宮はニュービルが22得点、アイザック・フォトゥが14得点を挙げたが、コンディション不良で欠場した比江島慎の穴を埋められなかった。

北海道はこの勝利で宇都宮の連勝を21で止めるとともに、B1残留も決めた。