第19節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。
第5位 ヒルトン・アームストロング(横浜vs千葉)
川村卓也のチェックをかいくぐり、ゴール下でパスを受けるアームストロング。冷静なポンプフェイクでジェイソン・ウォッシュバーンを飛ばし、ファウルをもらいながら沈めたバスケット・カウント。ファウルを獲得することを目的としたプレーだったため、リングを背にした難易度の高いフックシュートを選択するも、これを見事に沈めた。
第4位 折茂武彦(北海道vsSR渋谷)
第4クォーター残り22秒、3点ビハインドの場面。広瀬健太のマークを振り切り、ゴールに背を向けた状態でボールを受ける折茂。ワンドリブルで反転し広瀬のファウルを受けながら沈めた3ポイントシュート。同点に追いつくビッグショットを決めてチームを延長戦に導いた。
第3位 野口大介(北海道vsSR渋谷)
オフェンスリバウンドを取ったダニエル・ミラーを確認し、ペイントエリアにトップスピードで飛び込む野口。杉浦佑成のシュートチェックをものともせず叩き込んだ豪快なワンハンドダンク。このダンクで点差を2桁に広げたことで、勝利をグッと引き寄せた。
第2位 富樫勇樹(横浜vs千葉)
第4クォーター残り5秒、3点ビハインドの場面。5秒を切り3ポイントシュートを打つしかない状況に追い込まれた富樫。細谷将司も3ポイントを警戒したディフェンスでプレッシャーをかける。それでも右斜めへのステップバックでスペースを作り、弾道の高い3ポイントシュートを放つ。これが放物線を描きながらリングを通過し、土壇場で同点に追いついた。
第1位 川村卓也(横浜vs千葉)
第2位には続きがあった。富樫の3ポイントシュートで追いつかれた横浜、残り1.7秒のラストチャンス。ウォッシュバーンのスクリーンを使い、ゴールに背を向けた状態で高島一貴からのインバウンドパスを呼び込んだ川村は間髪入れずに反転してフェイダウェイシュートを放つ。アームストロングのブロックショットを計算に入れ、少し軌道を高くしたシュートがリングに吸い込まれ、劇的なブザービーターで横浜に勝利をもたらした。