ラッセル・ウェストブルック

写真=Getty Images

飽くなき向上心で「チームを優勝に導ける」

サンダーのラッセル・ウェストブルックは、3シーズン連続の平均トリプル・ダブルも可能なペースでスタッツを記録し、相棒のポール・ジョージと共に、チームを西カンファレンス上位に導いている。オールスターブレーク前最後のペリカンズ戦でも44得点14リバウンド11アシストを決め、11試合連続トリプル・ダブルを達成した。キャリア12回目となる40得点超えでのトリプル・ダブルをやってのけたにもかかわらず、彼は「まだまだ成長できる」と語った。

チームが122-131で敗れたことの責任も感じていたのかもしれないが、ウェストブルックは「個人的に、まだまだ成長できる。自分がどれだけやれるかは分かっているし、どれだけのプレーができるかも、チームの成功のために力になれるかも分かっている。だから、自分では非常に楽観視しているんだ」と語った。

「あらゆる面で成長できる。自分は、あらゆることをやっているのだからね。リバウンドでも、ディフェンスでも、効果的なプレーという部分でも、それに人間としても、リーダーとしても成長できる。それができれば、チームを優勝に導ける」

相棒のジョージがキャリアイヤーを送り、シーズンMVP候補にも挙げられている中で、もしウェストブルックが弱点と指摘されているフィールドゴール成功率、フリースロー成功率、3ポイントシュート成功率を含め、言葉通りにあらゆる面でレベルアップできれば、ジョージとの『友情タッグ』デュオは史上最高レベルに進化するはずだ。そうなれば、サンダーは優勝候補筆頭のウォリアーズに肉薄できるチームに変貌を遂げられるかもしれない。