レブロン・ジェームズ

2012年以来の代表入りへ前進「今の僕は十分に健康」

今夏のパリオリンピックに参加する男子アメリカ代表のロスター12名は、固まりつつあるようだ。『The Athletic』によれば、すでに内定しているのはレブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ドリュー・ホリデー、デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ジョエル・エンビード、ジェイソン・テイタムの7人で、このうち数人はすでにUSAバスケットボールとスケジュールなど代表活動について具体的な話し合いを始めているという。

この7人はいずれも昨年のワールドカップには参加していない。ワールドカップ組からは若きオールスター選手のアンソニー・エドワーズとタイリース・ハリバートンが有力な候補と見られる。

この9人がロスター入りを果たすとすると、残るは3人。ポジションのバランス、また近年の国際大会でビッグマンが弱点になっていることを考えると、バム・アデバヨやアンソニー・デイビスが有力な候補となる。

レブロンは今シーズン開幕前に「シーズンを終えた時点でのコンディション次第だ。プレーオフを長く戦えることを願っているからね。あとは気持ちの問題、そして家族がどう思っているかにもよる」と語り、オールスター期間中には「シーズン前にオリンピックチームに加わると決めた時、健康であることが条件だと自分に言い聞かせた。今の僕は十分に健康だし、自分が思うレベルでプレーできる」とコメントしている。

レブロンはNBAのデビューシーズンを終えた2004年のアテネ大会でオリンピックデビュー。しかし、この時のアメリカ代表はベテランと若手が分断し、それぞれが慢心を抱えて、カーメロ・アンソニーが「チームワークは全く存在しなかった」と後に振り返るチームで、3位に終わる。それでも4年後の北京大会、続くロンドン大会では中心選手としてチームをまとめ、いずれも金メダルを獲得した。2012年のロンドン大会を最後にレブロンは代表活動に参加していないが、キャリア晩年を迎えた今、最後のオリンピックに挑もうとしている。

NBAのスター選手たちはNBAのシーズンを優先し、代表活動に参加しないことが多い。ただ、今回これだけのメンバーがパリオリンピックの出場に前向きなのは、レブロンの存在が大きいはずだ。

USAバスケットボールは1か月前にパリオリンピックに向けた41名の候補選手を発表している。NBAのプレーオフが行われている4月下旬もしくは5月上旬にメンバーを発表し、7月上旬にトレーニングキャンプを開始する見込みで、7月27日開幕の大会に挑む。

アメリカ代表 候補選手41名

ハンドラー
ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト(セルティックス)、ジェイレン・ブランソン(ニックス)、アレックス・カルーソ(ブルズ)、ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)、タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)、デイミアン・リラード(バックス)、トレイ・ヤング(ホークス)、タイラー・ヒーロー(ヒート)、ステフィン・カリー、クリス・ポール(ウォリアーズ)、ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)、オースティン・リーブス(レイカーズ)、デビン・ブッカー(サンズ)、ディアロン・フォックス(キングス)、カイリー・アービング(マーベリックス)

ウイング
ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム(セルティックス)、ミケル・ブリッジズ、キャム・ジョンソン(ネッツ)、ジョシュ・ハート(ニックス)、スコッティー・バーンズ(ラプターズ)、ジミー・バトラー、ダンカン・ロビンソン(ヒート)、アンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ)、ポール・ジョージ、カワイ・レナード(クリッパーズ)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ケビン・デュラント(サンズ)、デズモンド・ベイン(グリズリーズ)、ブランドン・イングラム(ペリカンズ)

ビッグ
ジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ)、ジャレット・アレン(キャバリアーズ)、ボビー・ポーティス(バックス)、バム・アデバヨ(ヒート)、パオロ・バンケロ(マジック)、アーロン・ゴードン(ナゲッツ)、チェット・ホルムグレン(サンダー)、ウォーカー・ケスラー(ジャズ)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ)