名古屋Dはホームゲームのハーフタイムに防災プログラムを実施
Bリーグは、『スポーツの力』に対する社会、地域からの期待に応えるために『B.LEAGUE Hope(B.Hope)』と称した社会的責任活動を推進している。2月15日に公開された『B.LEAGUE SDGs NEWS LETTER Vol.3』では、1月に沖縄アリーナで開催された『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA B.Hope ACTION』における活動報告が行われた。
同イベントでは、遠隔性と経済的理由などからあらゆる体験の格差が生じているという沖縄県の離島が持つ課題に目を向け、『子どもたちが未来に繋がる経験をする』『夢を持って生活していける体験をする』といった機会の提供をねらいに設定。石垣島、伊是名島の中学生に約2か月間にわたってプロコーチがリモート指導を行い、その成果を沖縄アリーナで披露する『リモートコーチング』、沖縄アリーナのVIPルームを活用し、感覚過敏の人々にもスポーツ観戦の楽しさを伝える『センサリールーム』など5つの企画を実施した。
その他の注目トピックスとしては、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが実施した『ディフェンス・アクション』が紹介された。
ディフェンス・アクションは、バスケットボールが持つ楽しさと防災において大事なことを融合させ、『備える人』『動ける人』『助ける人』を育てることを目的としたプログラム。1月28日の仙台89ERS戦のハーフタイムに、コート上で災害初期行動をとりながらシュート数を競う『ファスト・ショット』などを行い、参加者からは「シュートにチャレンジしながら防災について学べたので、楽しみながら参加できました。今後もこのような機会があったらぜひ参加したいです」という感想が寄せられた。