マクトゥーム殿下「世界中の幅広いファン層とつながることができる」

NBAは2月9日、エミレーツ航空とオフィシャル・エアライン・パートナーとして複数年にわたるグローバル・マーケティング・パートナーシップを締結することを発表した。この提携により、NBAカップ(旧NBAインシーズン・トーナメント)の初代冠スポンサーに加え、NBA初のレフェリージャージーパッチパートナーになることが決定した。

エミレーツ航空は、約30年にわたりレバノンとアラブ首長国連邦の人気スポーツであるバスケットボールの熱心なファンとのつながりを支援し、最高のスター選手にスポットライトを当てるプラットフォームを提供するなど、長年にわたってバスケットボール振興に携わってきた。

初代冠スポンサーになるNBAカップでは、同社のロゴが大会ロゴにデザインされ、NBAの国際的なソーシャルメディアネットワークやアリーナ内のサイネージを活用したプロモーション施策を行う予定。また、レフェリージャージーへのロゴは、日本時間19日に開催される第73回オールスターゲームから掲出され、NBAのみならず2025年シーズンから始まるWNBAと、2024-25年シーズンから始まるNBA Gリーグの全レフェリーのジャージーにも掲出予定だという。

さらに、エミレーツ航空の全便にてNBAに関する長編ドキュメンタリー、選手プロフィールやインタビューなどのNBAコンテンツが機内エンターテインメントとして視聴できるようになる。

エミレーツ航空、グループ会⻑兼最高責任者のシェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は「世界中でバスケットボールの人気が高まっている中、最も世界的に認知され、権威あるプロリーグのひとつと協力できることを光栄に思います。NBAは当社のスポンサーシップのポートフォリオに加わる貴重な存在であり、世界中の幅広いファン層とつながることができると考えています」とコメントしている。

NBA副コミッショナー兼最高執行責任者(COO)のマーク・テイタムは、「エミレーツ航空は、新しく創造的な手段で世界中のファンを魅了するNBAの使命を共有できる世界的企業です。バスケットボールが世界的に最も急成⻑しているスポーツとして認識され続けている中、毎年エミレーツ航空を利用する何百万人もの人々にNBAの魅力を伝えることができると考えています」と期待を膨らせた。