サクラメント・キングス

チームの勝利を紫色のビームで祝う『ビクトリービーム』が話題に

現地9日、キングスが2022-23シーズンの『NBA チーム・オブ・ザ・イヤー』と『チーム・イノベーション賞』を受賞した。

NBAチーム・オブ・ザ・イヤーは、チケット販売、パートナーシップ、マーケティング、デジタルメディアなどチーム運営において優れた成果を挙げたチームに贈られる賞。チーム・イノベーション賞は、ユニークなアイディアでビジネスに好影響をもたらしたチームに贈られる。

キングスは2022-23シーズンにおいて、シーズンチケット更新率ほぼ100パーセント、チケット収入伸び率2位、アリーナにおけるファンエクスペリエンス1位などさまざまな業績を挙げている。

特に、勝利時にアリーナ上空に紫のビームを照射する『サクラメント・キングス・ビクトリービーム』の導入は大きな話題を呼んだ。グーグルマップで『Place of Worship(礼拝の場所)』という名前がついたゴールデン1センターで、ファンはビームと共にセルフィーを撮り、勝利を喜ぶ。その他にも試合中の『ビームコール』や『ビーム・チーム』という新たな愛称の誕生など、さまざまな波及効果を与えている。

これらの施策に押し上げられるように、チームの成績も向上。昨シーズンはレギュラーシーズンを48勝34敗で終え、17年ぶりのプレーオフ進出を果たした。

キングスのオーナー兼会長のヴィヴェク・ラナディヴェは、今回の受賞に際して以下のようなコメントを発表している。

「私たちはファンベースをさらに活性化させ、国境を超えた興奮を築き続け、ビジネスに革命を起こしてきました。私のパートナーを代表して、マティナ・コロコトロニスとジョン・リネハートのリーダーシップに感謝します。さらに、これらの理想を実現するために日々たゆまぬ努力を続けているサクラメント・キングスのチームメンバー全員に感謝の意を表したいと思います。私たちには世界最高のファンがいます。私たちは、彼らにふさわしい最高のものをお届けできるよう、努力を惜しみません」