アンガス・ブラント

エレンソンは今シーズン1試合もロスター入りせず退団

茨城ロボッツは1月9日、センターのアンガス・ブラントとフォワードのヘンリー・エレンソンの退団を発表した。茨城は現在2勝26敗で東地区最下位。11月には西村大介代表取締役兼GMがチーム体制のテコ入れを宣言していた。

ブラントはオーストラリア出身の現在34歳。2020-21シーズンに滋賀レイクスターズ(当時)で日本でのキャリアをスタートさせ、今シーズンより加入した茨城では28試合に出場し、平均約25分の出場時間で8.2得点、7.6リバウンドなどのスタッツを残したが、契約満了となった。

エレンソンはアメリカ出身の現在27歳。2016年から4シーズンにわたってNBAでプレーした後、今シーズンより茨城に加入したが、ケガの影響で開幕前にインジュアリーリスト入りし、療養のため帰国。西村代表取締役兼GMは「12月中の復帰を期待していましたが、それがかなわなかったため話し合いの末に双方合意の契約解除となりました」と説明している。

また、茨城は同日、メキシコリーグでプレーしていたブライアン・コンクリンとの新規契約を発表した。現在34歳のコンクリンは198cm104kgのパワーフォワード。身体を張ったインサイドプレーやトランジションの走力、精度の高いミドルシュートが武器だという。

西村代表取締役兼GMは「プレー面もさることながら、様々な国でプレーをしたタフな経験を活かし、アグレッシブな姿勢とハードワークで、チームに大きなエナジーを注入してくれることを期待しています」とコメントしている。