写真=Getty Images
「ゆくゆくは、周りが君の力に気づく」
ジャズのルディ・ゴベアは、今シーズンこそキャリア初のオールスター選出を願ったが、その望みは叶わなかった。落選後にはメディアとの質疑応答中に言葉を詰まらせるほど悔しがり、手で顔を覆う場面も見られた。
そんなゴベアに声をかけた選手がいた。NBAキャリア21年の大ベテラン、ビンス・カーターだ。
2月1日にヴィヴィント・スマートホーム・アリーナで行われた試合後、カーターはゴベアに駆け寄り、話しかけた。その内容を聞かれたゴベアは「彼からは、『今やっていることを続ければいい』と言ってもらえた」と答えた。
「それ以外にも、『ゆくゆくは、周りが君の力に気づく。だから今のまま続ければいいんだ』ともね。感謝している。僕が尊敬している選手で、その彼が自分に声をかけてくれたのだから、すごくうれしい」
Respect, @mrvincecarter15 ❤️#ThisIsWhyWePlay pic.twitter.com/bmnnHsNlCj
— Utah Jazz (@utahjazz) 2019年2月2日
カーターは、ラプターズ時代の2年目からネッツ時代を合わせて、8年連続オールスターに選出された経験がある。それだけの選手から励ましの言葉をかけられたのだから、ゴベアも気持ちを新たにレギュラーシーズン後半戦に臨めるはずだ。