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大統領選と同じく『ロシアのサイバー攻撃説』を主張

ウォリアーズやニックスで活躍し、オールスターにも2002年と2004年に選出されたバロン・デイビスは、サンダーのラッセル・ウェストブルックがオールスター先発から漏れた投票結果に疑問を投げかける一人だ。

現役選手とメディアの投票では1位に挙げられながら、ファン投票の結果でステファン・カリーとジェームズ・ハーデンを下回る結果になった投票システムに対しても異論があるのだろう。昨年NBA傘下のDリーグで現役復帰を果たしたデイビスは、『ロシアのサイバー攻撃説』をジョークとしてTwitterでこう主張した。

「ウェストブルックがオールスター先発から漏れた結果を見たよ。ロシアのハッカーが無茶苦茶なことをしていやがる。投票結果を変えろ」

繰り返しになるが、これはデイビス流のジョーク。ただ、昨秋に実施されたアメリカ大統領選でもサイバー攻撃によるロシアの関与があったと、アメリカの情報機関を統括するジェームズ・クラッパー国家情報長官が年明けの上院軍事委員会の公聴会で明言したばかりで、細心の注意が必要なネタだ。もっとも、どうせならジョージア出身のザザ・パチューリアが異様に票数を伸ばしたこともロシア関与説に含めてくれた方が、笑える冗談になったかもしれない。