ベン・ベンティル

ここまで4試合に出場し15.3得点、6.5リバウンドを記録

11月30日、群馬クレインサンダーズはベン・ベンティルのインジュアリーリスト抹消とエリック・マーフィーの退団を発表した。

ガーナ出身のベンティルは206cm107kgのパワーフォワード。昨シーズンはユーロリーグとABAリーグに所属するKK Crvena zvezdaでプレーした。ABAリーグで計6度の優勝を誇る名門クラブのスターターを務め、準優勝に貢献した。今シーズンは4試合に出場し、平均21.33分のプレータイムで15.3得点、6.5リバウンド、2.3アシスト、3ポイントシュート成功率43.8%を記録。新加入ながらオフェンスの中心を担っていたが、全治約4週間の右大腿骨骨挫傷のため、インジュアリーリスト入りしていた。なお、12月2日のファイティングイーグルス名古屋戦から出場可能となる。

アメリカ出身のマーフィーは2013年NBAドラフトの2巡目49位でブルズから指名を受けた経歴を持つ、208cm109kgのパワーフォワード。2014年以降はヨーロッパの各国でプレーし、2020-21シーズンより福島ファイヤーボンズに加入。昨シーズンは38試合に出場し、平均24.16分のプレータイムで10.1得点、6.4リバウンドというスタッツを残したがケガに苦しんだ。今シーズンはベンティルと入れ替わる形で10月24日に群馬へ加入し、出場した8試合中1試合で先発を務め、平均15.55分のプレータイムで、4.5得点、3.9リバウンド、1.1アシストを記録していた。

クラブは以下のコメントを発表している。「クラブの緊急事態を理解し、タイトなスケジュールの中すぐにチームに合流してくれただけでなく、デビュー戦では流れを手繰り寄せる連続3ポイントシュートを決めるなど、クラブの為に持てる力を遺憾なく発揮してくれました。チームを離れることにはなりますが、サンダーズに携わってくれた彼の今後のキャリアが、素晴らしいものになることを願っています」