2022-23シーズン、ハリソンは8.8得点、4.4リバウンド、6.0アシストを記録

グリズリーズがハードシップ例外条項を利用し、FAガードのシャキール・ハリソン、ジェイレン・ノウェルと契約したと『ESPN』が報じた。ハードシップ例外条項とは病気やケガによって4名のプレーヤーが3試合以上連続で欠場し、その状況が続きそうな場合にリーグへ申請して、許可が下りれば得られるロスター枠のこと。

グリズリーズはエースのジャ・モラントが開幕から25試合の出場停止処分中で、大黒柱のスティーブン・アダムスが右膝の手術により今シーズンを全休。さらにマーカス・スマート、ルーク・ケナード、ゼイビア・ティルマン、ジェイク・ラレイビア、ブランドン・クラークと主力選手の負傷離脱が相次ぎ、今回の契約に至った。

現在30歳のハリソンは193cm88kgのガード。2016年にサンズに加入しプロキャリアをスタートし、その後はブルズ、ジャズ、ナゲッツなどでプレー。2022-23シーズンはブレイザーズで5試合に出場し、平均24.0分のプレータイムで8.8得点、4.4リバウンド、6.0アシストを記録した。

現在24歳のノウェルは201cm91kgのガードで2019年にティンバーウルブズに加入。4年目となる昨シーズンは65試合に出場すると、平均19.3分のプレータイムで10.8得点、2.6リバウンド、2.0アシストを記録した。

現在3勝11敗で西カンファレンス14位と苦戦しているグリズリーズ。ロスターを充実させ、負の連鎖を止めてたいところだ。