第3クォーター終了時点で104失点、終盤の反撃も実らず
レイカーズがホームにキングスを迎えた一戦。レイカーズは序盤にターンオーバーを連発し、ディフェンスが崩壊。大量リードを奪われると、最後まで劣勢を覆せずに110-125で敗れた。
第1クォーター残り1分半、18点ビハインドの場面で八村塁がコートへ。早速積極的なドライブでペイントエリアに侵入するも、イージーなゴール下を外してしまう。それでも、最後のディフェンスの局面でジャベール・マギーとのリバウンド争いに絡み、ポゼッションをキープし、トーリアン・プリンスのブザービーターに繋げた。
第2クォーター序盤にはレブロン・ジェームズのキックアウトから、3ポイントシュートをしっかりと射抜いた。八村の活躍もあり6点差に迫ったレイカーズだったが、連続ターンオーバーからイージーシュートを許して失速。八村はハリソン・バーンズに1on1を仕掛け、ドライブで抜き去りリバースダンクを見舞うなど好調をキープ。自身のマークマンにシュートを打たせず、素早いヘルプでドマンタス・サボニスからオフェンスファウルを誘発とディフェンスでも存在感を示した。
17点ビハインドの第3クォーター残り6分に出番が訪れた八村は、ケビン・ハーターとのミスマッチを突き、ポストプレーを仕掛けてファウルを獲得。しかし、レブロンを含め先発陣が交代しセカンドユニットになるとオフェンスに絡めない時間が続いた。残り1分を切った場面でようやく自身にボールが収まり、ディアロン・フォックスとの1on1からミドルシュートを放ったがリングに嫌われた。
レイカーズは第4クォーターに猛攻を仕掛け、残り3分で9点差まで迫ったがその後が続かなかった。なお、八村は最終クォーターのガベージタイムのみの出場だった。
キングスはサボニスが19本中13本のフィールドゴールを成功させゲームハイの29得点を挙げると、さらに16リバウンド7アシスト3スティールと違いを生んだ。エースのフォックスとシューターのハーターがそれぞれ28得点で続き、的を絞らせなかった。
一方のレイカーズはレブロンが28得点10リバウンド11アシストのトリプル・ダブルを達成。4本の3ポイントシュートを成功させたフォックスも28得点を挙げたが、アンソニー・デイビスが9得点と存在感を示せなかった。前日のグリズリーズ戦で23得点を挙げた八村だったが、この日はフィールドゴール5本中2本成功の5得点に留まり、他のスタッツはゼロに終わった。