ロニー・ウォーカー四世

セカンドユニットが勝利に貢献「彼らはみんな自分たちの力を証明したいんだ」

ネッツがホームでクリッパーズと対戦。エーススコアラーのキャム・トーマスが第3クォーター早々に左足首を捻って負傷退場するアクシデントを乗り越え、100-93で勝利している。今シーズン4試合目でホーム初勝利を挙げたネッツは4勝4敗と勝利を5割に戻した。

ネッツの2点リードで第4クォーターを迎え、残り約3分でもネッツの4点リードと熱戦が展開された。しかし、ネッツはここから守備の強度を上げ、試合終了までわずか5失点に抑えることで逃げ切った。

得点源であるトーマスの穴を埋め、勝利の立役者となったのはロニー・ウォーカー四世だった。後半だけで3ポイントシュート5本中3本成功を含む13得点を固め、シーズンハイの21得点をマークした。ウォーカー四世はここまで平均16.3得点と、シーズン序盤とはいえキャリアベストの数字を残している。

「自信に満ち溢れているんだ」とウォーカー四世は言う。「自分に何ができるのかを理解できているし、試合の準備のために多くの時間を犠牲にして努力している。それによって自信を得られているんだ」

また、この試合ではデイロン・シャープ、トレンドン・ワトフォード、デニス・スミスJr.など、ウォーカー四世と合わせてベンチメンバーの活躍が目立った。ウォーカー四世もセカンドユニットに自信を見せる。「僕たちのベンチには闘争心を持った選手たちがたくさんいて、全員がプレーできる準備ができているん。彼らはみんな自分たちの力を証明したいんだ」

一方、クリッパーズはこれで0勝4敗とアウェーでの初勝利はお預けとなった。また、古巣対決となったジェームズ・ハーデン(過去に約1年半在籍)は、観客から『ダリル・モーリー』という辛辣なチャントを浴びた。12得点8リバウンド5アシストを挙げるも5️ターンオーバーを献上し、観客を見返すことができなかった。