かつてはルーク・エヴァンスや森川正明も所属
11月8日、豊田合成スコーピンズが公式サイトを通じて2023-24シーズンをもってB3リーグを退会することを報告した。退会理由については「プロクラブ化の断念」としている。
豊田合成スコーピオンズは愛知県を拠点に活動するチーム。1980年に豊田合成バスケットボール部として創部し、愛知県実業団10部からNBLDL(かつて存在した「ナショナルバスケットリーグ」の2部)までカテゴリーを上げた。
2016年にB3リーグが誕生すると、初年度からこれに加入。現在はB3唯一の企業チームとして活動し、過去には日本代表候補のルーク・エヴァンス(ファイティングイーグルス名古屋)、森川正明(現長崎ヴェルカ)らが所属し、今シーズンは11月8日現在5勝5敗で11位に位置している。
クラブは「みなさまへのご報告が本日となってしまいお詫び申し上げます」と謝罪した後、以下のようなメッセージを記載している。
「今シーズンをしっかりと戦い抜き優勝を目標に活動してまいります。ぜひ、引き続き会場に足をお運び頂き、熱い声援、パワーを頂きたいと存じます。B3リーグでの活動は今シーズンが最後となってしまいますが、皆さまの記憶に残ることができるようにクラブ・チームとして戦ってまいります。引き続き、皆さまの応援、ならびに後押しをよろしくお願いいたします」
なお、今シーズン終了以降のチームの活動や存続については明らかにされていない。