第16節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 永吉佑也(川崎vsSR渋谷)

満原優樹の激しいマークに合いピボットでシュートチャンスを模索する永吉。満原がボールを奪いにきた直後のわずかな隙に、あわよくばファウルをもらうことも考えながら放った片手でのジャンプシュート。結果的に入ったが、自らオフェンスリバウンドへ向かう点も高評価。

第4位 ディショーン・スティーブンス(秋田vs北海道)
安藤誓哉がドライブでリングに向かい、ディフェンスを収縮させローポストで待ち受けるスティーブンスにパス。ジャマール・ソープのブロックをかいくぐって決めたボースハンドのダンクシュート。完璧な連携からのダンクにスティーブンスは雄叫びを上げた。

第3位 ジュリアン・マブンガ(滋賀vs名古屋D)
ジョーダン・バチンスキーとのスピードのミスマッチを突いたプレー。マブンガはチェンジ・オブ・ペースで急加速したドライブでリングへアタック。バチンスキーが手を延ばしブロックショットを狙うも、反応が一歩遅れる。このわずかな時間差で優位に立つマブンガがそのままドライブからワンハンドダンクを見舞った。

第2位 並里成(滋賀vs名古屋D)
「横」と「縦」の緩急を使ったドリブルテクニックから生まれたバスケット・カウント。ディフェンスに定評のある船生誠也を前に左右のクロスオーバードリブルで重心を横に揺さぶり、小さなシュートフェイクから縦にリングへアタック。ファウルを受けながら決めた、利き手ではない左手の難易度高めなレイアップシュート。

第1位 ダバンテ・ガードナー(新潟vs横浜)
同点で迎えた第4クォーター残り4秒の場面。3ポイントラインのトップでパスを受けたガードナーがドライブでリングにアタック。横浜の守護神、ジェイソン・ウォッシュバーンの高いシュートチェックでタフショットを打たされる。それでもブロックをかわすためにコンマ数秒タイミングをずらして放ったシュートが終了のブザーと同時にリングに吸い込まれ、新潟に勝利をもたらした。