レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

チームは5勝10敗と失速、エースの復帰が待たれる

鼠蹊部の負傷により昨年末から欠場を続けるレブロン・ジェームズが、復帰に向けて前進した。レイカーズは、レブロンがケガ以来初めてフルコンタクトの守備練習に参加したことを明かしている。復帰時期は未定のままで、1月27日のサンズ戦も欠場するが、それでも順調に回復していると見ていいだろう。

ヘッドコーチのルーク・ウォルトンも、「彼の動きは良かった。皆さんが気になるなら教えるが、彼は今もバスケットボールが上手だよ」とジョークを交えたほどで、先行きは明るい。

レブロン離脱後のレイカーズは、ラジョン・ロンドとロンゾ・ボールの負傷離脱も重なり、プレーメーカー不在に。レブロン抜きで戦ったこの15試合で5勝10敗、順位も西カンファレンス9位にまで落ちた。カンファレンス8位のクリッパーズとの差がまだ2ゲームなのは不幸中の幸いで、6年ぶりのプレーオフ進出のチャンスはまだ残されている。

3連敗中のレイカーズは、今後もセブンティシクサーズ、ウォリアーズ、セルティックスら強豪との対戦が続く。レブロン復帰までに一つでも多く勝利数を増やし、プレーオフ戦線に踏み留まりたいところだ。