「日本人としてプレーできることが決まり、本当にうれしいです」

広島ドラゴンフライズは10月26日、練習生のチリジ・ネパウェが帰化選手として契約に合意したことを発表した。帰化申請が許可され日本国籍を取得したため、リーグ登録区分は「外国籍選手」から「帰化選手」へと変更となった。登録名は「チリジ・ネパウェ」から「河田チリジ」に変更し2023-24シーズンを挑むことになった。

南アフリカ共和国出身の河田は208cm122kgのセンター。2015年に熊本ヴォルターズに入団し、その後、仙台89ERSや福島ファイヤーボンズ、新潟アルビレックスBBなどでプレーした。2022年10月20日に加入した京都ハンナリーズでは5試合に出場。持ち味のフィジカルと高さを生かしたプレーで、平均13.1分出場、2.6得点、3.0リバウンドを記録したが、同年11月21日に退団。12月5日に、2021年に所属した広島に練習生として加入していた。

河田はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「日本人としてプレーできることが決まり、本当にうれしいです。昨シーズン、練習生として活動しているときも、たくさんのサポートを本当にありがとうございました。今シーズンも一生懸命練習を続けていました。今シーズン頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします」