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キャリアハイの平均23.0得点、リザーブ選出の可能性を残す
1月19日に発表されたNBAオールスターの先発メンバーについては、サンダーのラッセル・ウェストブルック、セルティックスのアイザイア・トーマスが落選したことに納得がいかないファンも多いかもしれない。当然、落選に気を落としている選手もいるだろうが、ホーネッツのケンバ・ウォーカーは、オールスター選出よりもチーム成績に意識を置く一人だ。
今シーズンはキャリアベストの平均23.0得点を記録しているウォーカーは、ボブキャッツ時代からの生え抜き選手で、不動の先発ポイントガード。107-85で快勝し、連敗を5で止めた18日のトレイルブレイザーズ戦でもゲームハイの23得点を挙げる活躍を見せた。
これだけの成績を収めているのなら、本人もオールスター選出の可能性を考えていただろう。だがウォーカーは、チームの21勝21敗という戦績も理由の一つに挙げ、『AP通信』に、「選出されるかと聞かれたら、そうは思わない」と答えた。「チームの状態が良いわけではないから。正直に言って、オールスター云々の話は気にしていないんだよ」
ブレイザーズ戦で8本中4本の3ポイントシュートを成功させたウォーカーは、3ポイントシュート成功率でもキャリハイの41.5%を記録。これだけの成績を残しているのなら、各チームのヘッドコーチ選出によるリザーブチームに入るかもしれない。ファン、メディアよりも身近で選手を見ている指揮官の投票でウォーカーがキャリア初の球宴出場となるか、リザーブチームは26日に発表される予定だ。
ボブキャッツ時代のウォーカー。年々スタッツを上げ今シーズンはキャリアベストの平均23得点を記録している。監督推薦でのオールスター出場となるか。